海底を彷徨う

キラキラした君たちについて語るただのわたし

King & Princeのハイタッチ会について、ふと考える

King & Princeのハイタッチ会に参加してきた。

今年に入ってからの現場は、1月初旬のHSJコン、中旬の嵐コン、5月のセクゾコン。
それ以来の現場だった。

 

岸くんのおかげで見事な雨模様。
降ったり止んだりを繰り返していた21日の東京1部に参加させていただいた。
ネタバレは一切なし。ワクワクしながら会場入りした。(入場は混雑混乱が甚だしかったがその模様は割愛。)

 

会場に入ると最前にステージ、それを眺めるように前方、中央、後方と3つのブロックに分かれていた。観覧の場所は指定されておらず、好きな立ち位置を自ら決め陣取る、いわゆるEX方式である。


前方ブロックがほぼ埋まりかけていたので中央ブロックのど真ん中、前から2-3列目あたりを陣取った。

※この位置取りが我ながらとても幸運で、後ほど悶絶する要因となる。


ステージ上には、台があり高々とガラスの靴が1足飾られ、スクリーンにはMVが流れている。

そこに集いし者一人残らず今か今かと高揚した気持ちで立っていた。時が近づくにつれ、会場の熱気とボルテージは上昇を見せた。

 

開演時間を少し過ぎるとステージに白い幕が降り、映し出される6名のシルエット。
黄色い歓声が鳴り響く中、幕が開け6人の国王達が登場する。

 

この日のために用意された新しい衣装と思われる白いスーツに身を包み、黒いベストやお花のコサージュなど一人一人少しずつ異なる仕様である。

 

神・岩・岸・平・海・廉 の順でステージに立つその姿はまさに高貴。

 

順に一人ずつ挨拶が始まる。
(ここからはわたしのご贔屓である髙橋海人くん中心のレポとなる点をご了承ください。)

 

海「(楽しみで)寝れなかった人ー?!」
客「はーーーーーーーーーーーい!!!」
海「僕は寝れましたー!(満開のひまわりスマイル)」
客「爆笑」


開始秒でかわいい。
かいちゃんは一気に会場を取り込んで温かい雰囲気を作り上げるのがとても上手。
いつしかキリキリドキドキと緊張していたわたしの心も、ホッコリフワフワへと変貌を遂げていた。

 

出番が少なかった印象だが、会場には「影の声」(いわゆる「天の声」)が在中し進行を手助けしていたのだが「影の声」をどなたか(平野くんか岸くん?)が「ハゲの声?」と間違えた際、

 

海「きゃっはーーーーー!!」

と謎の効果音反応を示していたことは、ここに明確に記しておきたい。
テンション高いかいちゃんは、目にも耳にも非常に楽しい

 


イベントでは企画が2つ披露された。

 

①胸キュン台詞バトル

決められたお題に対する胸キュン台詞を、箱からランダムに選んだクジに書かれた(番号に該当する)観客に向けて投げかけるというものだ。


廉⇒ 部活の試合に負けた子に一言
海⇒ 待ち合わせに遅れて一言
平⇒ 初めて作ってくれたお弁当を食べて一言
岸⇒ 初デートの11PM間近の別れ際に一言
岩⇒ おやすみの一言
神⇒ 前日喧嘩した彼女に翌日の仲直りのおはよう


海「おれ、胸キュンじゃなくね?」

…たしかに。でもかわいいからなんでもいい。

 

?「ポエマーの出番!」
海「その肩書き、もう捨てたから…」

 

と突然のカミングアウトをするかいちゃんに少し淋しさを覚える間もなくクジが引かれていく。

かいちゃんが引いたクジに該当者が2名現われ、どちらも自分だと主張。(おそらく一方の方が番号を誤認識していたのだろうけど、スタッフが確認にくるという厳密さはなし)少々困り混乱するメンバーたち。

 

岸「命かけてわたしだ!って言える人!」
と命を軽々とかけてくる岸くんが笑いを取り雰囲気を回復してくれたところで、

海「分かった。俺、ここで言う!」

と2名の中間位置であるステージ中央に立ち、2名に対し平等にセリフを放つことを決意。
かいちゃんのそういうところ、本当に素敵だと再認識した。
またわたしの永久不滅大好きポイントを稼いでいく髙橋海人さん。


海「すまん!すまん!すまん!遅れちゃって。デート楽しみで寝れなかったからさ。だから…夜まで一緒にいてやるよ(ドヤッ)」

 

かわいいんだかかっこいいんだ面白いんだかもはやよく分からないけど、とにかく愛おしい。
夜まで一緒にいてくれる未成年が愛おしい。
愛おしさが溢れ、わたしの顔面が崩壊する音が聞こえた。


神「すまんすまんって…電車に乗り込んでくるサラリーマンじゃねーかよ!」
(片手でおじさんがやる「すまんすまん」の身振り手振り付き)

と、ツッコミまで入れてくれてありがたい。国民の彼氏の合いの手、至極最高。

 


②箱の中身は何でしょうゲーム


神平海チーム vs 岸岩廉チーム

 

一回戦: 平vs岸 (お題:キウイ)
二回戦: 海vs廉 (お題:ゴム製のヘビのおもちゃ)
三回戦: 神vs岩 (お題:カレー皿 ※アラジンのランプみたいな形のアレ)


れんかい対決の二回戦。

ゴム製のヘビを見たメンバーと会場から悲鳴が起きる。

廉「俺触覚、人の5倍やからな」
…な双子の兄・廉くんに対して

海「やだやだやだやだやだやだー」

…と逃げ回る双子の弟・かいちゃん(推定5歳)
(ここで会場中の母性が溢れる)

 

海「まじふざけんなよ!」
?「心の準備はいい?」
海「心の準備よくなくね??」
(早急に保護したい)


箱の中身をほとんど触れられないままタイムアップし、かいちゃんの回答
海「かめ」
(えっなにそれかわいい…)


他メンが正解のゴムヘビを箱から取り出して見せると、いちいちビビるかいちゃん。
そして、恐る恐る手に取ってみて一言

海「納豆のにおいがするー」
ゴムヘビを触った指を平野くんに嗅がせて(言われるがまま嗅ぐ平野くんも恐ろしくかわいい)
ふたりして「ほんとだ~」みたいに顔を見合わせているではないか。

 

ここは天界か。天使の戯れか。綿あめの雲の上に乗せてあげたい。


三戦後、優勝チーム(岸岩廉)は「還元パレード」と称して客席を一周する。
わたしが陣取った場所の、目の前の通路を3人が通って行く。
岸くんと岩橋くんは可愛すぎるし廉くんはただの二次元だった。(最大賛辞)

  

 

再度ステージに6人の国王達が勢ぞろいし、曲紹介。
シンデレラガールを振り付けなしで披露。
曲途中では客席に降り、再度「還元パレード」が行われたのである。

 

わたしが立つ場所の目の前の通路(前ブロと中央ブロの間の通路)に、突如簡易小島が設置される。間隔をあけてその左右にも、一人用小島が1つずつ設置される。

 

目の前に特設ステージが設けられ、この時死を覚悟した。

 

入れ替わり立ち替わり、目の前の小島に国王達が訪れ、中央ブロの国民に向けて歌い笑顔を振りまく。
距離にして100cmない。手を伸ばせば触れられる距離。

しかし手を伸ばすことなど恐れ多く、ただただその眩しい笑顔を拝むことしかできない平民であった。

 

平野くんのお顔は、控えめに言ってちょっと大きな肉まん程度で、廉くんは顔面も骨格もすべて二次元すぎて早く漫画の中へ帰してあげたくなった。

 

かいちゃんはこぼれ落ちそうな瞳で、黄色のペンラや小物を見つけては丁寧に目を合わせファンサをし、満開の笑顔を振りまいていた。
小島から去りゆくかいちゃんの後姿、もっというと後頭部、襟足が抜群にかわいくて愛おしさがだだ漏れた。

 

国王達がわたしの目の前の特設ステージで歌って笑顔を魅せていった。
こんなに濃厚なシンデレラガールがあっただろうか。
1曲のみの披露だったのに、眼福・耳福であった。

 

曲披露が終わると「これだけじゃない。重大発表が。」と匂わせてくる国王達。
前方スクリーンに映し出される「ファーストコンサートツアー決定」の文字。
この日最大に沸く我々国民。
間違いなく埋め立て地豊洲の地盤が少し歪んだであろう。

 

 

我々の興奮を横目にイベントが終了し、国王達はハイタッチの準備へといったん退場する。

 ここでしばらくの間、正気に戻る時間がオタクたちに与えられた。
(わたしの場合イベント終了からハイタッチエリアに辿り着くまでに30分ほど時間が空いた)

 

しかし正気になど戻れるはずもなく、興奮した状態のままハイタッチの準備に取り掛かった。
腕に黄色のシュシュを装着し、胸元にかいちゃんのPVCキーホルダーを付けた。

 

毎日毎日考えたにも関わらず結局決めきれなかった、かいちゃんへかける言葉を再度熟考し始めた。

だが、連日考えても結論に辿り着けなかった答えが30分で導き出せるはずもなく、考えても考えても「好き」以外の言葉が見つからず、もうそこまで順番が回ってきていた。

 

ハイタッチ場所で最初に待っていたのは岸くんだった。一番手ということもあって、こちらから行かなくとも前のめりでハイタッチを迎えに来てくれた。「ありがとう」と伝えたら笑顔を返してくれた。

 

2番目の神宮寺くんに「ありがとう」と伝えるとまっすぐ目を見て「ありがと」と力強く返してくれた。
(その目力の強さに実は、今回のハイタッチ会で神宮寺くんが一番印象に残る形となった。)

 

2番目の神宮寺くんの元を去る頃には、5番目に控えるかいちゃんのことで頭がいっぱいになり、正直3番目の平野くんと4番目の廉くんの記憶が(本当に申し訳ないし勿体無いのだが)まったくと言っていいほどないのである。

 

平野くんと廉くんと笑顔で無言のハイタッチを終えて、かいちゃんの前に辿り着く。

 

右手をかいちゃんの手に合わせて咄嗟に出た言葉は
「かいちゃんが一番」であった。
わたしにとってかいちゃんが今一番輝いているアイドルだよ、という本心がそのまま出た形となった。

 

海「ありがと、えへへ」

と返してくれた。「かいちゃん少しだけお疲れの様子だな~」と思いながら"かいちゃん前"の制限時間ギリギリまで彼を凝視したわたしの去り際。


胸元の黄色いキーホルダーを見つけ「あっ」と言って目線をやり「そんなところに俺のキーホルダー!」みたいな表情を浮かべてくれたかいちゃん。

 

その表情がありえないくらい、ぶっ倒れるほどにかわいかった。
ハイタッチの時の面と向かったお顔より、その表情と一瞬の気付きにわたしはまた射抜かれた。


そのまま右手をかいちゃんから離し、気持ちの高揚を押さえられないまま岩橋くんと最後にハイタッチ。
正直最後のハイタッチの記憶はまったく漏れているのだが、岩橋くんが会場にいたどの女子よりも可愛く麗しかったのは確かである。

 


6人との正味10秒ほどのハイタッチを終えて出口を出たわたしを胃痛が襲った。
これまでの緊張を解き放つかのように、キリキリと攻めてきた。
しかしわたしは幸せであった。その痛みさえも噛みしめた。

 

胃が痛むにも関わらず、まっすぐ帰宅することが出来ず、一人寄り道をし、かいちゃんの好物であるカリカリのベーコンがのったサラダをつまみに、ビールを一気飲みし、幸せの瞬間を無限ループで咀嚼した。


帰宅後はしばらく右手が洗えなかった。


あの一瞬でこんなにも幸せにしてくれ、以後の毎日にやる気を起こしてくれる存在であるアイドルの凄味を改めて痛感した。
きっと彼らがアイドルでいてくれることが、毎日どこかで誰かの励みになっている。


かいちゃんのアフターケアにもまた悶絶した。
彼のブログのターンがちょうど回ってきて、ハイタッチの様子がこのように記されていた。


「僕のファンの人の多くは、黄色の服やアクセサリーをつけてきてくれて、めちゃんこ分かりやすかったよ!ありがとう。」

 

たかがアイドルとファンだが、ここまでしっかり見て述べてくれると黄色を身に付けていって良かった、かいちゃんを応援して良かった、と改めて心から思える。

かいちゃんは我々に寄り添ってアイドル髙橋海人を叶えてくれる天才
天性のアイドルだとこの度再確信した次第である。


以上が豊洲に舞い降りた天使ことKing & Princeのハイタッチ会のわたし的備忘録のすべてである。
残りの大阪のハイタッチ会に参加される方、存分に楽しんできて欲しいと願う。

 


お読みくださりありがとうございました。